授業中のひとりごと
あんなに暑いはずなのに、どうしてクーラーをつけたらこんなに寒くなるのかな。
夏の教室ってふしぎ。
あなたの夜にこんばんは、
おにぎり子というものです。
授業中ってときたま、考えごとをしてしまいませんか?わたしはしょっちゅうしてしまうんですね。
ぼんやりと、今日のお弁当のおかずのこと、このあとの小テストのこと、何気ない日常のあれこれを、思いつくままに独り言。
あ、板書とらないと。なんて気づくころには心のなかのたくさんの引き出しを開けっぱなしにしてしまっていて。
うそやん、先生今大事なこと言ってた?ちょっぴり後悔、いつもとなんら変わらない日常。とりとめて書き付けるようなこともない昨日と明日。
もし、わたしのそばに彼らがいたら?
どんな毎日だったのかな。君はどんな風にすこし湿った空気を吸って、すこし古びた扇風機にたよって、暑いねだなんて言いながら額に汗でも浮かべちゃって。
そのすべてが愛しいだなんて感じてしまうのかな。ああ、考えはじめたらとまらない。
やっぱり、授業中だなんて関係ないのかな。一度頭に浮かべたがさいご。ずっと脳裏に張りついて離れない彼ら。
無性にすきって言いたくなってきた。世界を三周くらい回ったらこの気持ちも落ち着くのかな。
そんなわけもなく、ただひたすらに愛を叫ぶ毎日です。
授業中の独り言:世界史編
もしもこんな彼がちかくにいたら?
そう、例えば出会いの場所は、駅前の歩道橋。1本のギターを片手に、自分の音楽を必死に届ける姿。無性に心を揺さぶられたあなたは、仕事おわり、彼のもとへいつしか通うようになってしまった。日々の疲れも、はきなれてしまったことに対してちょっぴりさびしさを感じてしまうヒールの低い靴も、全部全部、その声に洗われていくようで。癒しを求めていたはずが、その想いはいつの日か彼へのコイゴコロに変わっていた_____
こんな恋した~~~い!
ところでわたしは、リア恋ギタリストのことよりも、ジャワ原人とむきあうべきやと思うんよ、きっと。
授業中の独り言:化学編
えっ、、、?イケメ、、、?えっ?かっこよ、、、まあいいや、つづけよう。きっとね、彼は自転車登校組なんですよ。でも、意中の女の子と一緒に帰るために彼女の荷物をカゴに入れてあげちゃったりしちゃって。ちゃっかり家まで送っちゃったりしちゃって。「ごめんね、こんな時間に家まで送ってくれたて。」「別に、お前のためやないし。さいきん運動不足やなって思ってさ。それに、、、(お前のこと、ひとりで帰らせるわけにはいかんやろ、、、)」「えっ?」「なんでもない、ほな、帰るわ~!」「丈!ありがとね!」「急になんやねん、じゃあな、」彼の後ろ姿を見送りながら、アイツ、家近いんかな、、、?なんて考える女の子。でもわたしは知ってるよ。丈くん、、あんたの家、学校から正反対のところやろ。
授業中の独り言:古典編
ふーん、ふーん、そうなんだ、へぇ、
かっこいいじゃん、、、!
あっ、もう放課後か、
また明日ね、